最も基本となる「十戒」

仏教修行に必要な「戒」というと、

たいへんむずかしいと思いがちですが、

最も基本となる十戒は次のようなもので、

現代でも守らなければならない、

人間としての必要条件なのです。

 

1、殺さない(不殺生)

2、盗まない(不倫盗)

3、異性をもてあそばない(不邪淫)

4、嘘をつかない(不妄語)

5、悪口や荒々しい言葉をはかない(不躍悪語)

6、二枚舌をつかわない(不離間語)

7、きれいごとやお世辞をいわない(不統語)

8、むさぼり、欲ばらない(貧)

9、怒らない(順)

10、愚痴や誤った考えをもたない(癖)

釈尊の教えた十戒は、けっして守れないものではありません。

これを実践し徹底するところに宗教があるのです。

現代こそ、十戒を見直すときです。

すべてをさらけ出す「懺悔」

もし、戒を破り、罪を犯したときは、釈尊や長老の前に告白して裁きを受けました。

諸仏の前で許しを乞い、罪の意識から解放されて、新たな誓願をたて、再び修行に励むようにしたのです。

餓悔する人は、すべてを人前にさらすのですから、たいへんな思いだったでしょうが、釈尊は、

餓悔を裁く側の心がけとして、

1、時に応じて語る、

2、真実をもってする、

3、柔軟に語る、

4、相手の利益のために語る、

5、慈心をもって語る

の五つを注意しています。

さらに、出家に与える十戒の中では「怒りのため、他人の謝罪を許さないようなことがあってはならない」とも言っています。

素直に許しを乞い、全員がそれを認めて許し合うところに慈悲の姿がある、というのが釈尊の教えなのです。

後には、仏の前で「眼、耳、鼻、舌、身、意」ろつこんさんげしんくいさんごうの罪を餓悔する六根餓悔や「身、口、意」の三業俄悔の儀式が、諸仏祈願の仏教行事となります。

さらに、その略式のものが、日常勤行の方法となりました。

 

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